やってみて分かった!施工管理のリアルな話
施工管理の仕事を始める前、私はいろいろなことを勝手に想像していました。でも実際に現場に出てみると、「思ってたのと違うな」と感じることがたくさんありました。
今回は、施工管理女子の私が最初に勘違いしていたことをまとめてみます。これから現場に入る方の参考になれば嬉しいです。
① ずっと動きっぱなしだと思っていた
現場の仕事=一日中走り回っている、そんなイメージがありました。ハードな肉体労働が延々と続くのかと思っていたので、「自分に体力的に続けられるだろうか」と不安に感じていました。
でも実際は、動く時間と考える時間があって、意外とメリハリがあります。今の私は、午前中は現場を確認しながら外でしっかり動いて、午後は事務所で打ち合わせや書類作成というスケジュールになることが多いです。
もちろん工程によっては忙しい時期もありますが、「一日中ノンストップで体を使い続ける」というわけではありませんでした。デスクワークと現場作業をうまく組み合わせながら進める仕事だと知って、少し安心しました。
② 体力がないと続かないと思っていた
運動が特別得意なわけではない私にとって、体力面がいちばん不安でした。「現場で働くには、もともと体力がある人でないと無理なんじゃないか」と思っていたのです。始める前からそれだけで諦めそうになっていたくらいです。
でも実際に働いてみると、体は少しずつ慣れていくものでした。最初は歩くだけで疲れていたのが、気づいたら長距離を歩いても平気になっていました。久しぶりに会う友達に「なんか歩くの速くなった?」と言われたことがあって、自分でも驚いたことがあります。
体力は、働きながら自然とついてくるものだと感じています。最初から完璧な体力がなくても、工夫しながら続けられる仕事だというのが実感です。入る前から諦める必要はありませんでした。
③ 怖い人ばかりの職場だと思っていた
施工管理の現場というと、ベテランの職人さんたちがたくさんいて、厳しい雰囲気のイメージがありました。特に女性の自分が現場に入ると、「邪魔者扱いされるんじゃないか」とか「怖い人に何か言われたらどうしよう」と少し身構えていました。
でも実際は、気にかけてくれる人や優しい人も多くて、安心したのを覚えています。もちろん最初から全員と仲良くなれるわけではありませんが、きちんと挨拶をして真剣に仕事に取り組んでいると、少しずつ話しかけてくれる方が増えていきました。
現場の雰囲気はチームや会社によってかなり違うと思いますが、「こわい人ばかり」というイメージは、私の現場では当てはまりませんでした。人間関係は、自分の関わり方次第でずいぶん変わるものだと感じています。
④ ミスしたら終わりだと思っていた
最初の頃は、「現場でミスをしたら取り返しがつかないことになる」「完璧にこなさなければいけない」と思いすぎていました。そのプレッシャーが強くて、毎日びくびくしながら仕事をしていた時期もありました。
でも実際は、分からないことは聞いて、失敗しながら覚えていくものなのだと分かりました。もちろん、大きなミスにつながらないよう気をつけることは大切ですが、「ミスを恐れて何もできない」よりも、「確認しながら前に進む」方がずっと大事だと気づきました。
先輩たちも、最初からすべてができていたわけではないはずです。失敗から学んで積み上げてきた経験が、今の仕事につながっています。ミスをしたときにどう対処するかを学ぶことも、大切な成長だと感じています。
⑤ ずっと緊張し続ける仕事だと思っていた
現場で働く女性が増えてきたとはいえ、男性の方が比率としては多い環境です。何となく、自分だけが異質な存在のような気がしてしまい、最初は毎日緊張していました。「浮いてないかな」「変に思われてないかな」と考えすぎていたと思います。
でも実際は、女性としての配慮はしてもらえながら、他の人と同じように接してもらえる場面が増えてきました。しっかり仕事をしていると、性別よりも「仕事ぶり」を見てもらえるんだなと感じる経験が積み重なっていきました。
最初からずっと緊張し続けることはなく、自然体でいられる時間も少しずつ増えてきました。慣れるまでの時間は人それぞれだと思いますが、緊張しているうちに少しずつ馴染んでいくものだと実感しています。
⑥ 一人で全部こなさなきゃいけないと思っていた
施工管理は、現場全体を取りまとめる仕事なので、「すべてのことを自分が把握して、一人で動き続けなければいけない」というイメージがありました。何でも自分で解決しなければならないと思い込んでいたのです。
でも実際は、職人さんや協力業者さんと連携しながら、チームで現場を動かしていくものでした。自分一人ですべてを抱えるのではなく、それぞれの専門家と協力して進めていく仕事だと分かったときは、少し肩の力が抜けました。
頼ることや相談することは、仕事を円滑に進めるための大切なスキルです。一人でできることには限りがありますし、うまく連携できるようになることが、施工管理として成長することにつながると今は感じています。
まとめ|やってみて初めて分かることが多かった
始める前に思っていた不安は、やってみて初めて分かることばかりでした。現場の仕事は、想像していたよりも自分に合っていると感じることが多く、「やってみてよかった」と思えることの方が多いです。
これから現場に入る方も、今感じている不安が、いつか「勘違いだったな」と思える日が来るかもしれません。まず一歩踏み出してみることが、何より大切だと思います。