施工管理の仕事で地味に大変なのが、工事写真です。

撮るタイミングが多いし、後からまとめるのも大変で、撮り忘れが怖い…と感じる人も多いと思います。

工事写真は、ただの記録というより

施工したことを説明できる証拠

のような役割があります。

この記事では、工事写真の目的、いつ撮るのか、撮り忘れを防ぐコツ、整理のやり方をまとめます☺️


 

工事写真は何のために撮るの?

 

工事写真の目的は、大きく分けてこの3つです。

  1. 施工した事実を残す(説明できる状態にする)

  2. 検査や提出に対応できるようにする

  3. 後からの確認やトラブル防止に役立てる

 

特に、後から見えなくなる部分(隠ぺい部)は、写真がないと説明が難しいこともあります。


 

どんなタイミングで撮る?(よくある例)

 

現場によってルールは違いますが、撮影が多いのはこんな場面です。

① 着工前・施工前

 

  • 施工前の状態

  • 基準となる位置や状況

 

② 施工中(重要)

 

  • 配筋や下地など、後で隠れる部分

  • アンカー、金物、配管などの納まり

  • 寸法や位置が分かる状態

 

③ 施工後・完了

 

  • 仕上がり状態

  • 直しが終わった状態

  • 完了検査に向けた記録

 


 

撮り忘れが起きやすい理由

 

撮り忘れは、注意不足というより、環境の問題が大きいと感じます。

  • 作業が一気に進んでしまう

  • 他工種が重なってタイミングが読めない

  • 何を撮るべきか分からないまま当日になる

  • 撮る前に隠れてしまう

 

なので、仕組みで防ぐのが効果的です。


 

撮り忘れを防ぐために意識していること

 

① 撮るポイントを「実施前」に決める

 

一番効くのはこれです。

  • どこが隠れるか

  • 何を証拠として残したいか

  • 寸法が必要か(スケール必須か)

 

実施前にメモしておくだけで、撮り忘れがかなり減ります☺️

② 「撮影が必要な工程」を見える化する

 

私は、工程の中で「写真が必要なタイミング」に印をつけます。

紙でもスマホでもOK。

写真は、思い出したら撮る、だと抜けやすいので

撮影が必要な工程として扱う

のがポイントです。

③ スケールを必ずセットで用意する

 

写真は撮っても、寸法が分からないと意味が薄くなることがあります。

だから私は、スケールは最初からセットで用意します。

④ 迷ったら、少し多めに撮る

 

撮らなかった写真は後から作れないけど、撮った写真は選べます。

迷ったら少し多めに撮って、後で整理する方が安心です。


 

工事写真の撮り方(基本)

 

現場のルールがある前提で、基本だけまとめます。

  • 引きで全体が分かる写真

  • 寄りで重要ポイントが分かる写真

  • 必要ならスケール入りで寸法が分かる写真

  • 位置や方向が分かるように撮る

 

「後から見た人が分かるか?」を意識すると撮りやすいです。


 

写真整理を楽にするコツ

 

① 当日中にざっくり仕分けする

 

完璧に整理しなくても、当日中に

工程ごとに分ける

だけで後がめちゃ楽になります。

② ファイル名に最低限の情報を入れる

 

例:

  • 日付

  • 工種

  • 場所

  • 内容(配筋、下地、完了など)

 

細かくしすぎると続かないので、最低限でOK。

写真管理ソフトを使用する場合は、この手間は必要ないかもしれませんね😌

③ 「撮り直し」になりそうな写真は早めに気づく

 

ピンぼけ、スケールが見えない、暗い、位置が分からない。

こういうのは、その日のうちに気づけると◎


 

現場で使える:工事写真チェックリスト(コピペOK)

 

実施前

 

  • どこが隠れるか確認した

  • 撮るポイントをメモした

  • スケール、黒板(必要なら)を準備した

 

施工中

 

  • 引きと寄りをセットで撮った

  • 寸法が必要な所はスケール入りで撮った

  • 位置や方向が分かる撮り方になっている

 

施工後

 

  • 必要な写真がそろっているか確認した

  • ピンぼけや不足がないか、その日のうちにチェックした

  • 工程ごとに仕分けした

 


 

よくある質問(Q&A)

 

Q. 何を撮ればいいか分からないです

 

A. まずは「後で隠れる部分」と「検査で説明が必要になりそうな部分」を優先すると分かりやすいです。迷ったら、実施前に上司や先輩に「ここ写真必要ですか?」と聞くといいと思います☺️

Q. 撮ったのにダメと言われるのが怖いです

 

A. 引きと寄りをセットにする、位置が分かる撮り方にする、必要ならスケールを入れる。この3つを意識すると失敗が減ります。


 

まとめ

 

施工管理の工事写真は、施工したことを説明できる証拠として大切。

  • 実施前に撮るポイントを決める

  • 撮影が必要な工程として見える化する

  • 引き+寄り+必要ならスケール

  • 整理は当日中にざっくり仕分けする

 

慣れるまで大変だけど、仕組みを作るとだいぶ楽になります☺️


 

今日からできること⭐︎

 

  • 実施前に「隠れる場所」を1つ見つけて撮影ポイントをメモする

  • 引きと寄りをセットで撮る癖をつける

 


 

関連記事もよかったら☺️

 

▶︎ 施工管理の品質管理とは?検査・写真・手戻りを減らすコツ

▶︎ 施工管理でよくあるミスと防ぐ方法|実施前チェックリスト付き