施工管理の私が、週のはじめに整えていること
週のはじめは、やることが多くて頭がごちゃっとしやすいですよね。現場の段取り、確認事項、今週の工程……週明けに一気に積み重なってくる感じがあります。
私は以前、週のはじめに何から手をつければいいか分からなくなって、結局バタバタしたまま1週間が過ぎてしまうことがありました。そこから少しずつ、「週のはじめに整える習慣」を作るようにしてきました。
今日は、私が週のはじめに実際にやっていることを3つ紹介します。
① まずは「今週の山場」を1つだけ決める
週のはじめにまずやることは、「今週で一番大事なこと」を1つだけ決めることです。
今週の工程で一番ヤマになる日はいつか、重要な打ち合わせや立会いはいつか、絶対に遅らせてはいけない確認事項は何か、こういったことを頭の中で整理して、「今週はここを乗り越えれば大丈夫」という1点を決めます。
山場を1つに絞ることで、他のことに追われながらも「でも今週の最優先はこれだ」という軸ができます。軸があると、急なトラブルが起きても判断がぶれにくくなります。
全部を同じ重さで抱えると疲弊するので、「今週の一番」を意識的に決めることが大切だと感じています。
② 予定を「確定」と「変わるかも」に分ける
週の予定を確認するとき、私は「絶対に動かせない予定」と「変わる可能性がある予定」を分けてメモするようにしています。
例えば、検査立会いや役所への提出期限は「確定」、職人さんとの打ち合わせ時間や資材の搬入タイミングは天候や工程次第で「変わるかも」になることがあります。
この2つを分けておくと、週の途中でスケジュールが変わったときでも、「変わるかも」の予定を調整するだけで済むので、頭のリセットが早くできます。
施工管理の仕事は予定通りにいかないことが多いので、「変わること前提」で動く準備をしておくことが大事です。
③ 「確認が必要なこと」を先にメモしておく
週のはじめに、その週に確認が必要なことを一度メモし直すようにしています。
先週から持ち越した確認事項、今週中に誰かに聞かなければいけないこと、自分でチェックが必要な工程や材料など、頭の中にある「あとで確認しないと」を全部書き出します。
書き出してしまうと、「忘れないようにしなきゃ」という緊張感が少し減ります。メモに出してしまえば、頭は「考えること」に使えるようになります。
ズレを小さくするための意識についてはこちらもご覧ください。
▶︎ 施工管理の段取りで私が意識していること(ズレを小さくするために)
また、確認事項を実施前にチェックする習慣についてはこちらも参考になります。
▶︎ 施工管理でミスを防ぐために、実施前に確認していること
④ 週のはじめの「5分整理」を習慣にする
上の3つを実践するのに、私は週のはじめに5分だけ手帳やメモを見直す時間を取っています。
朝の現場に出る前、または朝礼の前のほんの少しの時間で十分です。「今週の山場」「確定と変わるかもの予定」「確認リスト」を一度見直すだけで、頭の中が整理されます。
5分なんて大した時間じゃないと思うかもしれませんが、この5分があるとないとでは週の進み方がかなり変わります。何も考えずに週が始まると、気づいたら木曜・金曜になって「あれ、あの確認まだしてなかった」となることが多かったです。
週のはじめを整えることは、1週間を楽にするための一番コストパフォーマンスが高い習慣だと思っています。
⑤ 週のはじめには気持ちも整える
タスクを整えるだけでなく、気持ちの準備も大切にしています。
週末でゆるんだ気持ちを現場モードに切り替えるのは、意外と時間がかかることがあります。私は週のはじめの朝、現場に向かう前に「今週うまくいったら、どんな状態になっているか」を少しだけイメージするようにしています。
難しく考える必要はなくて、「今週の検査がうまくいって、職人さんと和やかに話せていたらいいな」くらいの軽いイメージで十分です。気持ちに方向性が生まれると、週のはじめから少し前向きに動けることが多いです。
施工管理の仕事は体力も使いますが、気持ちの使い方も大切です。週のはじめに気持ちを整えておくことで、後半に疲れが出てきても踏ん張れる感覚があります。
まとめ|週のはじめに整えると、1週間が変わる
週のはじめに私が意識している3つは、今週の山場を1つ決めること、予定を確定と変わるかもに分けること、確認事項を先にメモすることです。
どれも難しいことではなく、少しの時間と意識があればできることです。最初はうまくいかなくても、続けていくうちに自分なりのやり方が見えてきます。週のはじめを丁寧に整えることで、1週間の後半に慌てることが確実に減りました。
施工管理の仕事は変化が多いからこそ、週の最初に軸を作っておくことが大切だと感じています。忙しい週でも、週のはじめの5分を丁寧に使うことを続けていきたいと思います。