施工管理の安全管理とは?現場で意識していることとチェックリスト
施工管理の仕事は、工程や品質ももちろん大切ですが、
土台にあるのは『安全』だと思っています。
現場は、ほんの小さな油断や伝達不足が、
大きな事故につながる可能性があります。
この記事では、施工管理として私が意識している安全管理の考え方と、現場で使えるチェックリストをまとめます。
新人の方や、施工管理に配属されたばかりで不安な方にも分かりやすい形にしました☺️
施工管理の安全管理とは何をすること?
安全管理はざっくり言うと、
「危ないことが起きないように、先に整えること」だと思います。
具体的には、
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危険箇所を見つけて対策する
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作業が重なる場所を調整する
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ルールや手順を共有して守れる状態を作る
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異変があれば止めて確認する
こういった“事故を防ぐための仕組みづくり”が中心です。
安全管理で大事にしている考え方(結論)
私が大事にしているのはこの3つです。
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危険は「起きてから」ではなく「起きる前」に潰す
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迷ったら止めて確認する(止める勇気)
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ひとりで抱えず、みんなで共有する
気合いで気をつけるより、現場の仕組みに落とし込む方が強いと感じます。
施工管理が見ている危険ポイント(よくある例)
現場で特に注意が必要だと感じるのは、こういう場面です。
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高所作業(足場、開口部、段差)
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重機と人の動線が近い場所
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養生が甘い、つまずきやすい場所
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資材の仮置きが不安定な場所
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風が強い日、雨の日など天候が悪い日
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作業が重なって視界が悪い場所
「いつも通り」に見えるところほど、油断しやすいので意識しています。
事故を防ぐために意識していること
① 朝イチで、危険の見える化をする(KY)
朝の段階で、
今日はどこが危ないか
どこが重なるか
を短く共有するだけでも、意識しやすくなります。
難しい言葉より、「今日はここが危ない」を分かりやすく出すのが大事だと思っています。
② 迷ったら止めて確認する
安全面で不安があるときは、止めて確認する方が結果的に早いことが多いです。
「止めるのが申し訳ない」と感じることがあっても、事故が起きてからでは遅い。
私は、迷ったら止める、を自分の中のルールにしています。
③ 声かけは短く、先にする
安全は、伝達が遅れるほどリスクが上がると感じます。
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ここ危ないので、動線だけ整理します
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ここ重なるので、一度タイミング合わせたいです
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安全面で気になるので確認していいですか
短い一言でも、現場の動きが変わることがあります。
現場で使える:安全管理チェックリスト
必要なところだけ拾って使ってOKです。
朝(作業前)
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今日の危険ポイントはどこか(高所、開口、重機動線など)
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作業が重なる場所はあるか
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通路・動線は確保できているか(つまずき、段差)
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資材の仮置きは安定しているか
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天候によるリスクはないか(風、雨、凍結など)
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保護具の確認ができているか(ヘルメット、安全靴など)
作業中
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動線が変わって危なくなっていないか
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養生・手すり・落下防止の状態は大丈夫か
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周囲作業との干渉が増えていないか
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いつもと違う動き、焦りが出ていないか
作業後
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明日の危険ポイントになりそうな場所はないか
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片付け、整理整頓ができているか
よくある質問(Q&A)
Q. 安全管理って、具体的に何から始めればいいですか?
A. まずは「今日の危険ポイントを1つ見つけて共有する」からでOKです。最初から完璧を目指すより、危険の見える化を習慣にする方が続きます。
Q. 危ないと思って止めたら、空気が悪くならないか不安です
A. 伝え方を短くすると言いやすいです。「安全面で気になるので確認します」で十分。止めて確認できる空気を作ることも、安全管理の一部だと思っています。
まとめ
施工管理の安全管理は、危ないことが起きないように先に整えること。
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危険は起きる前に潰す
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迷ったら止めて確認する
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ひとりで抱えず、共有して進める
チェックリストも、必要なところだけ拾って使ってみてください☺️
今日からできること⭐︎
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今日の危険ポイントを1つ見つけて共有する
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安全面で不安があれば、短い一言で止めて確認する
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